ゆばは、良質の大豆を丹念に絞った汁、つまり豆乳に熱を加え、液の表面にできる皮膜をすくいとってつくります。多量の植物性蛋白質と脂肪分を有し、消化吸収もよく、栄養食品としてとくに優れており、味は淡白で上品な風味を持っています。その昔、留学僧を通じて中国から伝来したといわれています。肉食を禁じられていた僧侶の貴重なタンパク源として愛用され、精進料理には なくてはならぬものとして京都など仏教の盛んな地で珍重されてきました。
そんな疑問にお答えします。ゆばの里での、ゆばの作業工程をご紹介いたします!
厳選された大豆をゆっくりと時間をかけて(12~14時間)水に浸します。
水を含んだ大豆を粉砕します。
粉砕された大豆を釜で煮立ちさせ、できた液体を布等で漉します。これが『豆乳』になります。ちなみに、布に残ったものが『おから』で惣菜等に有効利用されます。
特殊な平鍋に移し、加熱します。
一定の温度に達すると、表面に膜が張ります。
表面に張った膜を1枚1枚丁寧に細い棒であげます。これが『生ゆば』です。
丁寧に梱包作業をして、完成となります。
様々な種類のゆばが店頭に並びます。お気に入りのゆばを見つけてみてください♪
大豆の種類・すりつぶし方・豆乳の絞り方・すくい上げるタイミング等で微妙に味が変わってきます。
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